青空文庫

「長塚節」の作品

長塚節

ながつかたかし

生年:1879-04-03没年:1915-02-08

歌人、小説家。散文の執筆を手掛け、写生文を筆頭に数々の小説を『ホトトギス』に寄稿。さらには、当時の農村を写実的に描写した『土』を『東京朝日新聞』に連載、これは農民文学のさきがけとなる重要な作品と評価され、彼の代表作となった。

via: ウィキペディア

明治〜大正

長塚節正岡子規写生文派短歌小説家

長塚節(1879年4月3日-1915年2月8日)は、茨城県結城郡出身の歌人・小説家である。幼少期から病弱だったが、療養生活の中で短歌に親しみ、1900年に正岡子規の『歌よみに与ふる書』を読んで写生文派に傾倒した。彼は『馬酔木』『アララギ』などの創刊に参画し、晩年には「鍼の如く」の231首を発表するなど、子規短歌の正当な継承者として評価された。また、小説『土』も執筆し、自然主義文学の潮流に貢献した。

代表作

  • 馬酔木
  • アララギ
  • 鍼の如く

月見の夕

つきみのゆうべ

初出:「馬醉木 第七號」1903(明治36)年12月23日

9
2021/03/06

19双之川喜41さんの感想

 作物の 出来 不出来を 占うのが 月見なので 老若男女を問わず 村人は こぞって 浮かれ調子となる。 農村の 風物の描写が 実に良いと思った。

十日間

とおかかん

初出:生前未発表、1903(明治36)年執筆

21

竹の里人〔一〕

たけのさとびと〔いち〕

初出:「馬醉木 第七號」1903(明治36)年12月23日

10
2019/11/09

19双之川喜41さんの感想

 先生とは 一体 誰なんだということは 終わりの方になら無いと わからない。 熱心に 先生のところに 通う。 長塚に 磨きをかけたのは 先生の指導によるところが 大きいと 感じた。

土浦の川口

つちうらのかこう

初出:「馬醉木 第九號」1904(明治37)年2月27日

9
2021/06/12

19双之川喜41さんの感想

 釣果は 書いてないので 判らない。 船頭は 話下手の 話好き。 土浦には 昔は 相撲部屋が あつたとか。 近頃 土浦出身の 相撲取りがいるらしい。

利根川の一夜

とねがわのいちや

初出:「馬醉木 第拾號」1904(明治37)年4月5日

14
2016/08/08

YELLOWテントマンさんの感想

夜の鮭捕りを見るために、苫舟で一晩明かした話。釣りが好きな人は面白いと思う。昔は利根川で鮭が取れたことに驚く。

竹の里人〔二〕

たけのさとびと〔に〕

初出:「馬醉木 第九號」1904(明治37)年2月27日

8

竹の里人〔三〕

たけのさとびと〔さん〕

初出:「馬醉木 第十號」1904(明治37)年4月5日

9

才丸行き

さいまるゆき

初出:「馬醉木 第二卷第三號」1905(明治38)年5月29日

10
2019/10/24

19双之川喜41さんの感想

 猟師の 貉の寝た振りの話しには 笑った。 視線を 感じると ごろっと 寝た振りをする。 猟師が 視線をはずすと 動き出す。 首に 手拭いを引っ掛けて 引き摺って歩くと 逃げもしないで 為すがままになっているそうである。

炭焼のむすめ

すみやきのむすめ

初出:「馬醉木」1906(明治39)年7月

21
2021/06/04

19双之川喜41さんの感想

 礼儀正しく内気なむすめは もとより 小鳥 植物の多様性 木酢 蛇 会話などが 心を穏やかにしてくれると感じた。

須磨明石

すまあかし

初出:「馬醉木 第三卷第六號」1906(明治39)年10月12日

5

鉛筆日抄

えんぴつにっしょう

初出:「馬醉木」第四巻第一号、第二号、1907(明治40)年3月8日、5月25日発行

19

佐渡が島

さどがしま

初出:「ホトトギス」第十一巻第二号、1907(明治40)年11月1日

39
2019/11/01

19双之川喜41さんの感想

 質素な旅で  豪遊するわけでもないけど  目配▫観察が 抜きん出ているので  深い 旅情があふれる 作品である。 宿の娘が  木槌で  草鞋を 整えてくれる あたりは 実に良いと感じた。

旅行に就いて

りょこうについて

初出:「茨城縣立下妻中學校雜誌 爲櫻 第十七號」1907(明治40)年7月15日

11
2017/02/05

1dbde5ace62dさんの感想

旅に出れば思い出すべきことを多く得られる。 この言葉自分の旅行の後押しになる。

芋掘り

いもほり

初出:「ホトトギス」1908(明治41)年3月1日第11巻第6号

60

菜の花

なのはな

初出:「ホトトギス」1909(明治42)年8月1日号

25

おふさ

おふさ

初出:「ホトトギス 第十二卷第十二號」1909(明治42)年9月1日

23

開業医

かいぎょうい

初出:「ホトトギス 第十二卷第四號」1909(明治42)年1月1日

89

教師

きょうし

初出:「ホトトギス 第十三卷第一號」1909(明治42)年10月1日

67

写生断片

しゃせいだんぺん

初出:「茨城縣立下妻中學校雜誌 爲櫻 第三十五號」1909(明治42)年1月25日

8
2019/10/30

19双之川喜41さんの感想

 短文を 打ち込んでいくような 写生文なので 言わば 文字の点描画のようなことになる。 それなりに 巧くいっていると感じた。

太十と其犬

たじゅうとそのいぬ

初出:「ホトトギス」1910(明治43)年2月

39
2022/04/06

19双之川喜41さんの感想

 太十は 狂気か 正気なのかは なかなか分かりにくい。 惚れ込んだごぜは  いつからか 来なくなってしまった。 かわいがっていた愛犬を殺して その鞣し革を 板に釘で打ち付けた。 板の釘に落雷して 太十 は 絶命する。 感動が 胸に押し寄せると感じた。

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