青空文庫

「岩野泡鳴」の作品

岩野泡鳴

いわのほうめい

生年:1873-01-20没年:1920-05-09

明治〜大正

新体詩自然主義神秘的半獣主義一元描写田山花袋島村抱月兵庫県専修大学カニ缶詰事業池田日記

岩野泡鳴(いわのほうめい、1873年1月20日-1920年5月9日)は、明治・大正期に活躍した小説家・詩人である。新体詩人として文壇入りし、その後自然主義作家へ転身。1906年に『神秘的半獣主義』を発表し、独自の一元描写論を提唱。代表作は『耽溺』(1909)であり、以降も『放浪』『ぼんち』など多くの作品を残した。生涯は文学と実業(樺太でのカニ缶詰事業)に挑戦し、池田市での日記や短編も執筆。彼の奔放…

代表作

黒き素船

くろきすぶね

初出:「天鼓 第十号」北上屋書店、1905(明治38)年8月23日

1

地なる響

ちなるひびき

初出:「国詩 第五号」1905(明治38)年7月10日

1

御霊うぶや

みたまうぶや

初出:「新小説 第十一年第三巻」春陽堂、1906(明治39)年3月1日

1

札幌の印象

さっぽろのいんしょう

初出:「文章世界 第四巻第十六号」1909(明治42)年12月15日

5
2023/10/06

00813f8b221dさんの感想

明治末期の札幌市街を描いたルポ的な作品。 本文がいちいち文節で区切ってあるので、歌を歌うイメージで読むと読みやすいかもしれない。 ちなみに現在の札幌市は人口197万人を擁する大都市である。 6万の人口と記した泡鳴は今の札幌を見て何を思うだろうか。

泡鳴五部作

ほうめいごぶさく

03 放浪

初出:「放浪」東雲堂、1910(明治43)年7月

290

泡鳴五部作

ほうめいごぶさく

01 発展

初出:「大阪新報」1911(明治44)年12月16日~1912(明治45)年3月25日

286

泡鳴五部作

ほうめいごぶさく

04 断橋

初出:「毎日電報」1911(明治44)年1月1日~3月1日、「東京日々新聞」1911(明治44)年3月2日~3月16日

220

泡鳴五部作

ほうめいごぶさく

02 毒薬を飲む女

初出:「中央公論」中央公論社、1914(大正3)年6月

216
2022/02/14

19双之川喜41さんの感想

 視点を はっきりさせたので うけたとか 言われているらしい。 今どきの若者を 怒らせるような内容なので 読み続ける 辛抱が続けば いささかの 成果が 有るかもしれないと感じた。

猫八

ねこはち

初出:「大阪毎日新聞」1918(大正7)年9月~10月

52
2015/07/07

80a6b5c171cbさんの感想

主人公は初代江戸家猫八、高見は高見順だろうし久米は久米正雄だろうが、実在の人達。時代を考えても、こんなことを小説として書いて良いのかと思った。芸談というより皮肉混じりの観念小説。岩野泡鳴がすごく嫌われていたのも分かる。が、なかなか面白い。

神秘的半獣主義

しんぴてきはんじゅうしゅぎ

初出:不明

0

耽溺

たんでき

初出:不明

145
2021/12/31

dianne51514さんの感想

 ほとんどの登場人物が何かしら欠陥を抱えており、課題の抜本的な打開を図るでもなく、ただ場当たり的な対応を続けている。  理想や美点などはなく、ただただ人間の卑しさや浅ましさが詰まった話。  それでいて、事実ベースで書かれ、突飛な比喩のない淡々とした文体だからこそ、スムーズに読み進められる。  自然主義に触れたのは初めてだが、同派の特徴が如実に顕れている作品ではないかと感じた。

戦話

せんわ

初出:不明

27
2023/10/04

00813f8b221dさんの感想

日露戦争に従軍し、左手を失って帰還した友人が主人公に戦争の思い出話を聞かせる文字通りの「戦話」。 友人が忘れもしないと語る明治37(1904)年8月20日は日本軍による第一次旅順総攻撃が行われた日であり、想像を絶する激戦の様子が生々しい。 他方、友人は日々の苦しい生活に汲々とするくらいなら、いっそあのまま戦死していた方が…とも零しており、単純に「生きて日本に帰って来れて良かったね」では済まないところに本作の味わいがある。

塩原日記

しおばらにっき

初出:不明

15
2022/03/27

阿波のケンさんさんの感想

土地の描写も交友関係も細かすぎて返って分かりにくい。

日高十勝の記憶

ひだかとかちのきおく

初出:不明

9

泡鳴五部作

ほうめいごぶさく

05 憑き物

初出:不明

249
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