青空文庫

「水野仙子」の作品

水野仙子

みずのせんこ

生年:1888-12-03没年:1919-05-31

1909年(明治42年)(21歳)、『文章世界』誌に発表した『徒労』が編集主任の田山花袋に激賞されて上京し、田山家に寄寓して内弟子となった。そして、翌年の『お波』(中央公論2月号)、『娘』(同11月号)あたりで、投稿少女から一人立ちの作家となった。この年の11月、同じ花袋門下で『蒲団』のヒロインのモデルとして知られる岡田美知代が、永代静雄と別居した際に、代々木初台で同居する。

via: ウィキペディア

明治〜大正 / 自然主義

自然主義女性作家短編小説明治末期大正初期

福島県須賀川市の旧家に生まれる。十五歳で裁縫専修学校に入学した頃から投稿を始め、雑誌『文章世界』に発表した「徒労」が田山花袋に激賞されたことで文壇に登場した。その後上京して田山花袋に師事し、自然主義系の女流作家として活躍した。読売新聞社の婦人記者としても活動したが、二十八歳の時に肋膜炎を患い退社。その後は主に病床で執筆を続けた。晩年は文通を通じて有島武郎から思想的影響を受けた。三十歳という若さで没…

代表作

  • 他力信心の友

脱殻

ぬけがら

初出:「新潮 十九巻六号」1913(大正2)年12月発行

23
2025/07/23

艚埜臚羇1941さんの感想

  リユウリチカ(隆三) サアシャ(さち子)と 互いに 呼び合う 得体の しれない 男女 二人の 交情を すこしの 反省を 込めて ぐずぐずと えがく。するどい 感性や 表現を 垣間 見る ことは あるけど 読まなきゃ 損と いうわけでも ないと 感じた。

夜の浪

よるのなみ

初出:「女子文壇」1913(大正2)年7月

9
2022/05/25

19双之川喜41さんの感想

 海辺を 多分 恋人同士が 散歩する。心象風景を 浪の 遣り取りに 託し 汐の 香りを 彷彿と させる。描き出して 巧みであると 感じた。

散歩

さんぽ

初出:「中央文学 二巻九号」1914(大正3)年9月発行

15
2024/04/09

19双之川喜41さんの感想

 散歩の途中で 夫から 台湾喫茶店で 休んでいこうかと 誘いを 受ける。張り切って 家を出たけど くたびれるにつれて 失業中の夫に 内心 面白くない気持ちを  胸に抱きつつ 日々を やり過ごしている 妻の 鬱屈した 心証が 伝わってくる 佳作と 感じた。

冬を迎へようとして

ふゆをむかえようとして

初出:「新潮」新潮社、1914(大正3)年12月号

17

犬の威厳

いぬのいげん

初出:「中央文學」1914(大正3)年2月

6
2020/12/15

19双之川喜41さんの感想

 偶然出会った黒い熊のような犬に  威厳を感じたので  それから人間の 男にも 威厳を探すようになったと言うけど  女性として 妻としての威厳を  自ら 仔細に吟味したほうが  役に立つかもしれないと 思ってしまった。

酔ひたる商人

よいたるしょうにん

初出:「文章世界」1919(大正8)年7月

33
2021/08/02

19双之川喜41さんの感想

 題名は そのままで  工夫も ひねりも 感じないけど  内容は ひとかたならぬ才能を感じるものであり  特に 深酔いした ふりをして 日頃は 口に できないようなことを 言ってのける 小技を 身につけた 幸吉の 処世術のくだりには 感心した。 酒には溺れず  泳ぎきってしまうのである。

おんな

初出:「解放」1920(大正9)年5月

13
2021/01/11

19双之川喜41さんの感想

 妻が 給料が家の中で 紛失したと 騒ぎ立てたので 警察も乗りだして 一人の男が 犯人ではないかということになった。 嫌疑をかけられた男が  警察の取り調べの際に 拷問を受けたという事で 弁護士が 調査し始めた。 謎解きものであり 強引な運びも 目につくけど すこし面白いと感じた。

ひびき

初出:不明

28

輝ける朝

かがやけるあさ

初出:不明

24

神楽阪の半襟

かぐらざかのはんえり

初出:不明

12
2017/10/26

花筏さんの感想

昔の書き方が少しされているけれど、このくらいなら特に読むのに支障はない 欲しい、と口に出すのは憚られるので、さりげなく言葉の端々で欲しいアピールをするが、気づいてもらえなくて静かにこっそり落ち込むのは、私もよくやっている

みち

――ある妻の手紙――

初出:不明

61
2022/03/11

19双之川喜41さんの感想

 1行の真実を伝えるために  百ページを 要すると言う 言葉があるけど よくわからない小説だと思ってしまった。 同じ屋根の下に住んでいて 夫に恋文ようなものを書き  それを お手伝いさんに届けさす  なんぞは  どんな効果を狙っているのか  謎であると感じた。

四十余日

しじゅうよにち

初出:不明

34

白い雌鷄の行方

しろいめんどりのゆくえ

初出:不明

18

嘘をつく日

うそをつくひ

初出:不明

19

くい

初出:不明

22

日の光を浴びて

ひのひかりをあびて

初出:不明

17
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