とくとみろか
漁師の娘
りょうしのむすめ
初出:「家庭雑誌」1897(明治30)年1月25日
19双之川喜41さんの感想
筑波山を 遠望できる 霞ヶ浦に住む 漁師の娘は 拾い子であり そのことを 学校で謗られ 登校拒否児になってしまうけど 親身に両親の面倒をみた。ある時 育ての父親が酒を欲しがるので 嵐の中に船を漕ぎだし 行方不明となる。 その後 湖の底から 娘の歌声が聞こえたりするようになる。風景や 漁師の生活の描写が 素晴らしい。心に残る作と感じた。
みみずのたはこと
みみずのたわこと
初出:不明
京王電鐵が 敷かれるというので 四十銭で買った土地が 二円になったと言う。 芦花公園駅の 南側のあたりのことである。 トルストイにかぶれて 元祖 田舎の生活を 始めてしまう。 この実行力に 脱帽する。 今も 跡地は 公園として 人々に 緑陰を 供している。
小説 不如帰
しょうせつ ほととぎす
496b7f29770aさんの感想
風評被害の先駆け作品。モデルになられた方が亡くなる直前まで詫びのひとつも入れない最低最悪な著者に、本作品をフィクションだと思わない読者……何年経とうが、人間の本質は変わらないのだろう。モデルになられた方は、当時としては珍しい自由恋愛されて女子教育に貢献された素晴らしい方であり、本作品のように最低な継母ではないし、事実をねじ曲げて小説にするならば最初からフィクションでモデルは居ませんと早々に一言添えるべき……。モデルになられた方が(本作品の風評被害を除いて)幸せな生涯を送られたことが唯一の救いである。
草とり
くさとり
gnosaさんの感想
単に「草取りは大変だ」と言えば済むのに、ここまで言ってのけるのが小説家と言うものか。
謀叛論(草稿)
むほんろん(そうこう)
水汲み
みずくみ
蘆花は 自ら望んで 田園生活を始めたので 文句も言えず まずい井戸水に音を上げて 天秤桶を肩に 川まで水汲みに 行く羽目になってしまった。 辛さに耐えかねて 大掛かりな 井戸さらいを決行し 川に行かなくて済むようになった。 井戸の底から 色々出てくるので 井戸さらいも 結構面白いものではあったという。
熊の足跡
くまのあしあと
良夜
りょうや
花月の夜
かげつのよ
馬上三日の記
ばじょうみっかのき
エルサレムよりナザレへ
燕尾服着初めの記
えんびふくきぞめのき
地蔵尊
じぞうそん
いちにいさんの感想
賽の河原、の話、。 小石を積むと 鬼が壊す、。 そんな世の中、地蔵は 300年以上合掌したまま、 じっと見ている、。 宝永地震にも耐えた、、。 今まさに、 台風が日本を横断する、。 地蔵に救いを求める思いだ‼️