青空文庫

「黒島伝治」の作品

黒島伝治

くろしまでんじ

生年:1898-12-12没年:1943-10-17

香川県小豆島生まれ。シベリア出兵従軍経験から『渦巻ける烏の群』などの反戦小説を書いて文壇に登場。その後リアリズムの手法で貧農を描いた農民文学でも好評を博した。

via: ウィキペディア

大正〜昭和 / プロレタリア文学

反戦プロレタリア文学シベリア出兵農民文学リアリズム

黒島伝治(1898年12月12日-1943年10月17日)は香川県小豆島出身の日本小説家で、シベリア出兵従軍経験を背景に反戦文学を執筆した。帰国後はプロレタリア文学運動に参加し、農民や労働者の苦悩をリアリズム的に描いた短編が高く評価された。代表作『渦巻ける烏の群』は戦争の残酷さを鋭く批判し、『軍隊日記』では兵役生活を文学的視点で綴った。晩年は島へ療養に戻り、短編集や随筆を発表したが、1943年に亡…

代表作

砂糖泥棒

さとうどろぼう

初出:1923(大正12)年12月

10

窃む女

ぬすむおんな

初出:1923(大正12)年3月

22

まかないの棒

まかないのぼう

初出:1923(大正12)年12月

12
2021/11/27

cmmonさんの感想

仕事場でのイジメは今も昔も変わらないものだと思った。まかない棒などと陰湿なイジメだけでなく暴力までも振るわれる理不尽さに怒りを感じた。現代では引きこもりの原因にもなりそうな出来事だが、少し似たような状況になった場面ではハラハラした。でも、優しくしてくれるのはいつの世もお祖母ちゃんなんだなあと思った。

老夫婦

ろうふうふ

初出:1925(大正14)年9月

33
2019/10/31

19双之川喜41さんの感想

 田舎で 水のみ百姓をしていた老夫婦は 喰うや喰わずで 息子に仕送りをして 教育をつけ その息子から 都会に 引き取ってもらうことになる。 ご多分に漏れず 都会生活に馴染めず 居心地は悪く しきりに 田舎生活を 懐かしむ ように なってしまう。 この老夫婦を応援するしかないのだけど 息子夫婦の気持ちにも おもわず 同感するので はらはら やきもき してしまうのである。

雪のシベリア

ゆきのシベリア

初出:1927(昭和2)年

24

あな

初出:1928(昭和3)年

29
2026/02/19

艚埜臚羇1941さんの感想

  完成度の 低い 奇を てらった 読むほどの ことのない 愚作と 感じた。何か 高い たくらみが あって 文を 綴っている わけではないようにも 思えた。

氷河

ひょうが

初出:1928(昭和3)年11月

53

国境

こっきょう

初出:「戦旗」1931(昭和6)年2月

27

チチハルまで

チチハルまで

初出:「文学新聞」1932年2月5日号

4

名勝地帯

めいしょうちたい

初出:「大衆の友」1932年3月号

4

明治の戦争文学

めいじのせんそうぶんがく

初出:「明治文学講座 第四巻」木星社、1932(昭和7)年3月

30

電報

でんぽう

初出:不明

17
2021/05/08

d48935cd5346さんの感想

大正時代になっても封建的な身分社会が続いていたとは

二銭銅貨

にせんどうか

初出:不明

8
2022/09/04

鍋焼きうどんさんの感想

底が抜けたように悲しい。貧しさに罪はない。ぶつけようのない怒りが湧いた。

豚群

とんぐん

初出:不明

18
2024/05/10

8eb05d040692さんの感想

役人地主vs小作人、当時はどこにでもあったような気がします。

渦巻ける烏の群

うずまけるからすのむれ

初出:不明

45

「紋」

「もん」

初出:不明

0

そり

初出:不明

30
2022/09/04

鍋焼きうどんさんの感想

シベリアでの兵役で感じた戦争の欺瞞がストレートに書かれていて衝撃的だ。おそらくこれが現実なのだろう。現実の持つ力に圧倒させられた。

武装せる市街

ぶそうせるしがい

初出:不明

296

パルチザン・ウォルコフ

パルチザン・ウォルコフ

初出:不明

40
2020/09/12

19双之川喜41さんの感想

 金鵄勲章と 年金を目当てに  パルチザンを 討伐したと言う 話を  かなり 盛って 報告した ところ 手酷い逆襲を受けてしまう。 普通の暮らしをしていた者同士が  殺し合わなければならない。 幸せになるものは 誰もいないと感じた。

海賊と遍路

かいぞくとへんろ

初出:不明

6
2024/04/30

19双之川喜41さんの感想

 その昔 瀬戸内海の 海賊は 上陸して来て 民家をも 襲ったりしていたらしい。黒島(著者)は 実際に 襲撃された家を 二軒も 知っていると言う。ただ 海賊には 義賊のような 面も 在ったようだ。鬼ヶ島と される 小島が 御遍路のみならず 人集めに 役立っていると言う。島人達は 蜜柑を 籠に入れて 道端に 置くけど 金を 誤魔化す 旅人は 居ないわけでは ないとして 嘆いて見せる。食い逃げに 罰「バチ」が 当たったり するかもしれないと 想った。

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