おかもときどう
明治〜昭和
岡本綺堂(1872年11月15日-1939年3月1日)は、日本の小説家・劇作家であり、新歌舞伎を代表する脚本家として知られる。幼少期から歌舞伎に親しみ、新聞社で働きながら創作活動を続けた。1908年に『維新前後』、1910年に『修禅寺物語』などの劇が大成功し、新歌舞伎界の中心人物となった。小説では江戸情緒溢れる時代小説『半七捕物帳』をはじめ、怪談や探偵小説も多く手掛け、シャーロック・ホームズから影…
代表作
木曽の旅人
きそのたびびと
初出:「文藝倶樂部」1897(明治30)年
8eb05d040692さんの感想
薄気味悪い話でした。山怪にありそうな話です。 岡本綺堂の怪談話って、じわりじわりと怖さがゆっくり来る。
銀座の朝
ぎんざのあさ
初出:「文芸倶楽部」1901(明治34)年7月号
鍋焼きうどんさんの感想
闇から光へ、暗から明へ、静から動へ、閑から繁へ、緩から急へ。移りゆく銀座の朝のスケッチ。朝をついて苛酷な労働が始まる。
池袋の怪
いけぶくろのかい
初出:「文藝倶楽部」1902(明治35)年4月
お住の霊
おすみのれい
初出:「文藝倶楽部」1902(明治35)年4月号
河童小僧
かっぱこぞう
初出:「文藝倶楽部」1902(明治35)年5月号
木曽の怪物
きそのえてもの
――「日本妖怪実譚」より
初出:「文芸倶楽部 日本妖怪実譚」1902(明治35)年7月
昔の地方には怪異譚が日常生活の延長線上に普通にあった。
父の墓
ちちのはか
初出:「文芸倶楽部」1902(明治35)年6月号
画工と幽霊
がこうとゆうれい
初出:「文藝倶楽部」1902(明治35)年8月
df28d9bd800fさんの感想
ありそうな話ではあるけど面白かった。
雨夜の怪談
あまよのかいだん
初出:「木太刀」1909(明治42)年10月号
怪談話だけど怖くなかったけど、それが逆に現実味を帯びている。
当今の劇壇をこのままに
とうこんのげきだんをこのままに
初出:「新声」1910(明治43)年2月
当たり前だが、分かる人にしか分からない。ちなみに僕はさっぱり分からなかった。
思い出草
おもいでぐさ
初出:「木太刀」1910(明治43)年11月、1911(明治44)年1月号
今もそうだけど、昔あった物や良き風景が時代の移り変わりで消えてしまうのは寂しい
修禅寺物語
しゅぜんじものがたり
初出:「文芸倶楽部」1911(明治44)年1月
19双之川喜41さんの感想
戯曲を読むと 何か不思議な心持ちになる。 劇作は 見てもらうのが執筆の狙いと思うけれど 旅芝居の練習を 幕の隙間から盗み見するような感がある。 理解が浅いとしても こだわりの至上主義は つたわる。感銘を受けた。
初出:「文藝倶樂部」1911(明治44)年1月
箕輪の心中
みのわのしんじゅう
初出:「明治座」1911(明治44)年9月初演
――明治座五月興行――
初出:「美芸画報」1911(明治44)年6月号
全部嘘です。 お面は 実在する。 岡本の創作の秘密が解きあかされる。 とても興味深いと思う。 わきでるイメージの展開と処理をみて こうやるのかと驚嘆する。
一日一筆
いちにちいっぴつ
初出:「木太刀」1911(明治44)年12月、1912(明治45)年1月号
「YouTube」でスタア扱いされている室内犬と外の犬小屋で寒風を避けている犬。飼犬という括りでも歴然たる格差を見せつけるワンちゃんの世界。差別は人間だけではないね。
平家蟹
へいけがに
初出:「浪花座」公演、1912(明治45)年4月
c29aac685400さんの感想
こういうヒロインを好んで書くようだけれど、良さが全くわからない
飛騨の怪談
ひだのかいだん
初出:「やまと新聞」1912(大正元)年11月13日~1913(大正2)年1月21日
艚埜臚羇1941さんの感想
数百人の 蒙古人が 日本人に 拘束されていて そこを 逃れて 飛騨の 深い 山の 中に 潜み ひっそりと 隠れ 住んでいた という 虚実 とりまぜて 語られる 興味を 誘う 文章である。図書館の 郷土資料にも 当たって 見る 必要は あると 感じた。
蟹満寺縁起
かにまんじえんぎ
初出:「大正演芸」1913(大正2)年2月号
佐々木高綱
ささきたかつな
初出:「新富座」1914(大正3)年10月初演
高綱は 処遇に不満があり 含むとこがあるので 将軍の 出迎えに行かない どころか 出家する として 飛び出そうとするけど 高綱が 将軍の身代わりになるについては 人を 殺しているので 親の敵 として密かに狙われている。 身勝手な言い分のように見えてしまうのは 仕方がないかもしれない。