青空文庫

「葉山嘉樹」の作品

葉山嘉樹

はやまよしき

生年:1894-03-12没年:1945-10-18

小説家。本名嘉重。福岡県京都郡豊津村(現・みやこ町)出身。早稲田大学高等予科文科中退。労働運動に従事し、職を転々とする傍ら、「文芸戦線」に発表した『淫売婦』で注目され、作家生活に入る。『セメント樽の中の手紙』や長編『海に生くる人々』などで労働者階級の生活と反抗と連帯感を描き、初期プロレタリア文学の代表的存在となった。その後開拓団員として満州に渡り、敗戦後、引揚げの車中で病没した。農民小説も書いた。

via: ウィキペディア

大正〜昭和

労働者階級プロレタリア文学農民小説満洲文芸戦線

葉山嘉樹(本名嘉重、1894年3月12日-1945年10月18日)は福岡県出身の小説家。早稲田大学を中退後、労働運動に従事しながら職を転々とした。『文芸戦線』へ発表した短編『淫売婦』で注目され、以降は労働者階級の生活と反抗・連帯感を描く作品を多数執筆した。代表作に『セメント樽の中の手紙』(1926年)や長編『海に生くる人々』がある。後期には満洲へ開拓団員として渡り、敗戦直前に車中で病没する。農民小…

牢獄の半日

ろうごくのはんにち

初出:「文芸戦線 第一巻五号」1924(大正13)年10月

20
2016/06/26

YELLOWテントマンさんの感想

ブロレタリアにとっては、世の中全体が監獄のようなもの。だから牢獄は監獄の中の監獄。出来ることは限られている。だからなおさら生きている証のため抵抗するのだ。少しでも良くいきるために抵抗するのだ。

浚渫船

しゅんせつせん

初出:「文芸戦線」1926(大正15)年9月号

13

乳色の靄

ちちいろのもや

初出:「新潮」1926(大正15)年12月号

27

労働者の居ない船

ろうどうしゃのいないふね

初出:「解放」1926(大正15)年5月号

23
2016/06/05

イツ見習機関士さんの感想

船の予備知識が無いと、少し読みにくい作品。 ただし、1つだけ書かせてもらえば、現在の船は本作品のように劣悪な環境ではない。あくまで100年前の話である。 このような時代背景があったからこそ、現在の船は安全で衛生的であるということを分かってもらえればと思う。

坑夫の子

こうふのこ

初出:「解放」1926(大正15)年5月号

14

生爪を剥ぐ

なまづめをはぐ

初出:「不同調」1927(昭和2)年1月号

10
2024/08/14

bf2bb04a02b7さんの感想

酔っ払いらいながら万歳と言ってるのが当時の尊皇主義を感じる

死屍を食う男

しかばねをくうおとこ

初出:「新青年」1927(昭和2)年4月号

20
2022/10/19

f72dd25a6741さんの感想

はしょりすぎ。もっと色々書いた方が良い。

山谿に生くる人々

さんけいにいくるひとびと

――生きる為に――

初出:「改造 第十六巻十一号」1934(昭和9)年10月1日

85

セメント樽の中の手紙

セメントだるのなかのてがみ

初出:不明

7
2025/07/28

a5d2f87c4aeeさんの感想

鴻上尚史さんの『人生にがっかりしないための16の物語』で紹介されていたので読んだ。 「作品の短さに反比例した強烈なインパクトを持つ作品」と評していて、実際に呼んで納得。 プロレタリア文学というジャンル分けが、この小説には野暮なくらい、いろんな要素が凝縮されていて、やるせないし切ないんだけど、また読みたくなる魅力のある作品だった。

氷雨

ひさめ

初出:不明

17
2023/05/22

中央原理さんの感想

 1937年、日中戦争勃発からまだ数ヶ月の頃の、寂れた村のある親子の話だが、作者の投影と見て間違いないだろう。  戦争の暗い影がすでに空を覆い、父親は半年も生と死について考えている。抑うつ状態と言ってよいだろう父に対し子どもはその死臭を感じ取り、なんとなく余所余所しいところがある。それでも、暗雲に覆い尽くされた父親の手を娘が引っ張るとき、父親の頭に火花が散る。生命の光を確かに感じ取ってもしかし、それは一瞬で、父親の生命力を再び駆動する力足り得ない。  ただ暗い話である。戦争の前には、子どもという存在でさえ希望足り得ない。これが開戦して一年も経たないころなのだから、終戦までにどれほどの悲劇があったかは、考えたくないほどだ。小説などには何の力も無い…。

淫売婦

いんばいふ

初出:不明

37
2022/02/20

cdd6f53e9284さんの感想

凄いタイトルで、しかも、プロレタリア作家の小説ということで大いに期待して読み始めたのだが、あまりの程度の低さにガッカリした。 これではまるで、長谷川伸が書き損じた出来損ないの水っぽいハードボイルド小説だ。 「私は淫売婦の代わりに殉教者を見た」だの 「彼女に被搾取階級の一切の運動を象徴しているように見えた」だの、随分後ろ向きの述懐が多くて、何なんだこれは、と改めて冒頭を見たら、わざわざこんなことが御丁寧にも書かれてあった。 「此作は、名古屋刑務所長、佐藤乙二氏の好意によって産まれ得たことを附記する」だってさ。 やっぱりね、そういうことか、だらしねえ‼️ やれやれ

工場の窓より

こうじょうのまどより

初出:不明

14
2016/07/02

YELLOWテントマンさんの感想

ブロレタリア文学は過去の時代の話で、今は関係ない訳では決してない。職場環境自体は、安全になり、きれいになったが、多くの職場ではプレッシャーやノルマが有り、本質は変わって無いのかもしれない。

万福追想

まんぷくついそう

初出:不明

26
2025/07/25

艚埜臚羇1941さんの感想

  世界からは 特に 尊敬は されていない 近隣の 国から 日本に 海を 越えて 出稼ぎに きていた 少年が 発破の 着火により 飛来した 石に 顔面に 見かけたところは 軽傷な 傷を負い それが 遠因で 死に 至る。万福という 少年の 名前が 皮肉に きこえる。

海に生くる人々

うみにいくるひとびと

初出:不明

422

運動会の風景

うんどうかいのふうけい

初出:不明

5
2016/06/29

YELLOWテントマンさんの感想

正に題名の通りの話。地域対抗で老若男女が盛り上がっている様子がのどかに感じられる。のんびりした時代だったのだろう。今となっては大変うらやましい。

井戸の底に埃の溜つた話

いどのそこにほこりのたまったはなし

初出:不明

5
2016/05/02

aokikenichiさんの感想

葉山っち駄作もある

遺言文学

ゆいごんぶんがく

初出:不明

9
2017/02/25

芦屋のまーちゃんさんの感想

プロレタリア文学を遺言文学と称している。 ネガティブ文学、被害者意識文学の方が的を得ている。 社会的弱者は自らが弱者と思うことで初めて弱者となる。 肉体労働者を外から客観的に観察して文章化するのはインテリゲンティアの成せる業だ!多くの盲目的労働者達と一線を画す偽善的傍観者こそがプロレタリア文学者なのだ! だまされてはならぬ。

信濃の山女魚の魅力

しなののやまめのみりょく

初出:不明

6
2025/06/04

8eb05d040692さんの感想

午前中は読書と執筆、午後からは山で渓流釣り。 ちょっと羨ましい。

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