青空文庫

「三木清」の作品

三木清

みききよし

生年:1897-01-05没年:1945-09-26

京都学派の哲学者、法政大学法文学部教授。戦時中に治安維持法違反で保釈逃走中の知人を支援したことで逮捕拘禁され獄死したが、死後刊行された『人生論ノート』は終戦直後のベストセラーになった。

via: ウィキペディア

明治〜昭和 / 京都学派

京都学派西田左派パスカルマルクス主義人間学ドイツ留学フランス留学治安維持法獄死哲学者

三木清(1897年1月5日-1945年9月26日)は、京都大学で西田幾多郎を師にし、ドイツ・フランス留学後に帰国。1926年に処女作『パスカルに於ける人間の研究』を発表し、唯物史観と現代意識を結びつけたマルクス主義的哲学で注目される。法政大学教授として活躍したが、1930年に日本共産党への資金援助疑惑で投獄・教職を失い、その後もジャーナリズムや評論活動を続けた。1945年、治安維持法違反の容疑で再…

代表作

唯物史観と現代の意識

ゆいぶつしかんとげんだいのいしき

初出:人間學のマルクス的形態「思想 第六十八号」岩波書店、1927(昭和2)年6月号、マルクス主義と唯物論「思想 第七十号」岩波書店、1927(昭和2)年8月号、プラグマチズムとマルキシズムの哲学「思想 第七十四号」岩波書店、1927(昭和2)年12月号

228
2019/12/03

b9ef941530ccさんの感想

三木清の唯物史観と現代の意識は、理論と実践との弁証法的統一こそが真の哲学であると言うことを、マルクス主義から学と言うことは、三木清はマルキストなのか。哲学書はとかく難しい。

マルクス主義と唯物論

マルクスしゅぎとゆいぶつろん

初出:「思想」1927(昭和2)年8月号

54

科学批判の課題

かがくひはんのかだい

初出:「新興科学の旗のもとに」新興科学社、1928(昭和3)年10月号

49

危機における理論的意識

ききにおけるりろんてきいしき

初出:「改造」1929(昭和4)年1月号

20
2020/03/31

2e10eb94224aさんの感想

もう一度読む

認識論

にんしきろん

初出:「大思想エンサイクロペヂア 第二巻「哲学」」春秋社、1930(昭和5)年1月

117

歴史哲学

れきしてつがく

初出:第一章 歴史の概念「哲學年誌」岩波書店、1931(昭和6)年12月

422
2020/10/27

c68c50bab733さんの感想

哲学のことをもっと知らねばと思った

軽蔑された翻訳

けいべつされたほんやく

初出:「文芸春秋」1931(昭和6)年9月

5

ゲーテに於ける自然と歴史

ゲーテにおけるしぜんとれきし

初出:「ゲーテ研究」岩波書店、1932(昭和7)年5月

74

哲学はやさしくできないか

てつがくはやさしくできないか

初出:「鉄塔」鐵塔書院、1932(昭和7)年7月

15
2018/10/04

いちにいさんの感想

「思索の根源性」の存在する古典的名著は案外易しい。 プラトンのダイアローグなども立派な哲学書である。思想的要素が大きいので解りやすい。しかし、本当にわかっているのかは、慎重に自省する必要があるが……… 解説書より、原典の方が結局解りやすい、という主張はわかるような気がする。大哲学者の解説を後世の三文教授が書いているのだから、メッシにコーチイングするような行為だ!

生存理由としての哲学

せいぞんりゆうとしてのてつがく

――哲学界に与うる書――

初出:「読売新聞」1933(昭和8)年4月19日

4
2018/10/01

いちにいさんの感想

哲学は何故必要なのか? 役に立つのか? 答えは、NO!であろう 少なくとも、日常生活には不要だ 国語や算数(四則演算)は義務教育レベルは最低必要である。 しかし、同じ意味では哲学は不要だ。 それでは、何故、哲学が存在するのか?特に、日本は哲学に疎い民族で、真の哲学者は日本にはいない、と言われている。生存理由は三木にとっても重要な問題であったのだろう。 哲学には答えが無い 一足す一は二、というような答えは無い。あるのは、テーゼだけで、哲学「する」という「考える」行為こそが「哲学」なのだ!

書物の倫理

しょもつのりんり

初出:「東京堂月報」1933(昭和8)年4月

8
2018/10/03

いちにいさんの感想

愛読書は持つべきである。 諸君らも是非、愛読書を持ちたまえ!

政治の論理と人間の論理

せいじのろんりとにんげんのろんり

初出:「セルパン」1937(昭和12)年8月号

5
2017/11/19

芦屋のまーちゃんさんの感想

ソヴェートという響きが懐かしい。 あの国は確かにソヴェート、ソ連という国だった。私が赤の広場に降りたった時もソ連であった。ゴルバチョフ政権誕生の年だった。記念にプラウダを日本に持ってきたはずだが、古新聞と一緒に捨てられているだろう。 今でこそ独裁政権というイメージは強くない。ソ連とロシアであれば、何となくロシアの方がノスタルジックだ。 ソヴェート文学とは言わず、ロシア文学と我々は呼んでいることと関連性があると思う。 直接はスターリンの粛清を知らないが三木が言うように人間の論理からはかけ離れたものだったのだろう。 しかし、帝政ロシアというかロシア帝国下では人間の論理はどうだったのか?ゴーゴリやドストエフスキーを生んだロシアと何も生まれないソ連との差はやはり歴然としているであろう。

人生論ノート

じんせいろんノート

初出:下記以外「文學界」文藝春秋社、1938(昭和13)年6月~1941(昭和16)年10月

184
2018/08/13

いちにいさんの感想

人生論の中で何故「死について」が幸福について、より先に登場するのか? 真っ先に考えるテーゼが「死」なのか?およそ、哲学においてはソクラテスの時代から、その「観念」は議論されてきたことだろう。 果たして、死が怖くなくなってきた、とは幸せなことだろうか?確かに、私の母も、今日では耳も遠く、言葉も出ず、寝たきりに近い。年老いて行くというより壊れて行くという表現が正しいと思う。痛みや苦しみさえ感じているか分からない、生ける屍、なのだ! 90才も近くなると持病は無くとも老衰という避けられぬ現実がある。母が、死にたくない、と生を望んでいるかは知らぬが、少なくとも生よりも死を身近にそして自然に受け入れられるはずである。その意味で、本人も家族も「幸福なんです!」(最後は椎名林檎調に)

解釈学と修辞学

かいしゃくがくとしゅうじがく

初出:「哲学及び宗教と其歴史(波多野精一先生献呈論文集)」岩波書店、1938(昭和13)年9月

30

人生論ノート

じんせいろんノート

初出:下記以外「文學界」文藝春秋社、1938(昭和13)年6月~1941(昭和16)年10月

178
2022/11/01

2bd9fa46600cさんの感想

この頃が人間の思想に対する意識が一番強かった時代なのだろうな。

如何に読書すべきか

いかにどくしょすべきか

初出:「学生と読書」1938(昭和13)年12月

29
2019/10/22

いちにいさんの感想

古典、原書を読め。しかし、新刊書も否定はしない。多読で良し。しかし、精読する書物が必要。発見的に読め。他人に考えてもらうことではない。ショーペンハウエル的な発想は止めろ。 リズムがある文章だ。三木は哲学者だがエッセイは読みやすい。

思索者の日記

しさくしゃのにっき

初出:「文芸」1939(昭和14)年2月号

4
2018/08/13

いちにいさんの感想

東洋人という言葉は何処の民族を指すのかピンとこないが、東洋哲学だとか東洋思想などと言うとき、日本もその仲間に入るのだろう。 つまり、日本と西洋では「死」についての考えが異なるようである。 西洋は死を悲劇と捉える。しかし、日本人は流石に喜劇とは言わないが、死を畳の上の自然で日常的な出来事と考える。日本人にとって死は隣人なのだそうだ。極楽浄土に行くために念仏を唱える。あの世や来世が存在する。 マラソンのランナーズハイの如く、ある年齢を過ぎれば死を怖れなくなる。

自己を中心に

じこをちゅうしんに

初出:「都新聞」1939(昭和14)年1月9日

4
2019/02/27

ada102c8f716さんの感想

自分で 自分の 仕事を 設計する  私には そんな 自主性が 足りない 

ハイデッゲル教授の想い出

ハイデッゲルきょうじゅのおもいで

初出:「読書と人生」1939(昭和14)年1月

3

読書遍歴

どくしょへんれき

初出:「文芸」1941(昭和16)年6月~12月号

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